修了生・受講生の声

修了生 福井 有加 さん(医薬医療系翻訳者養成通信講座、ベーシックコース修了)

プロフィール

受講生大学の工業化学科を卒業後、外資系製薬メーカーに就職。
開発に所属し、製剤の処方設計から治験薬の製造、GMP文書の作成、SOPの作成などを
行う。
8年間勤務した後、部署の閉鎖により退職。
化粧品メーカーに転職し、薬事担当として2年間勤務した後、退職。
その後ICOの「医薬医療系翻訳講座」を受講。
終了後トライアルを受け、在宅チェッカーとして登録。現在に至る。
 

翻訳の勉強を始めようとした動機&ICOの講座を受講した理由

英語を勉強し始めた頃から、漠然と「英語を使った仕事がしたい」と思っていました。幸運にも外資系の製薬会社に就職
出来、業務で英語を使う機会や、社内研修で英語を勉強する機会にも恵まれていました。
ある日、製剤関連の雑誌を見ていたら、最後のページに「医薬翻訳者・翻訳チェッカー募集」とICOの広告が掲載されていました。そのときは「こういった仕事があるのか」と思っただけだったのですが、突然部署が閉鎖し、退職することに。その時に、「翻訳者」という広告を思い出しましたが、なかなか一歩が踏み出せず、化粧品メーカーに転職。国内のメーカーだったため、英語を使う機会など全く無く、日に日に「英語を使った、医薬に関する仕事=医薬翻訳者」という思いが強くなり、会社を
辞め、通訳・翻訳の専門学校に通学して翻訳の基礎を学びながら、雑誌の広告で拝見していたICOの「医薬医療系翻訳講座」を受講しました。

この講座を受講してよかったこと、また、効果を実感したことはどのようなことですか?

前臨床から市販後調査、またICHのガイドラインまで、治験のプロセスを順序立てて
教えてくれる講座でした。製剤の知識しか無く、他の部分はなんとなく知っている
程度でしたので、改めて勉強する良い機会となりました。講座で使用していたテキストの用語集は、今でも辞書代わりに使用しています。
また、テキストと一緒に配布される医薬翻訳SPECIAL KNOW-HOWも、前置詞の
使い方や数値の表記方法など、実際に翻訳する上で必ず必要となってくる知識を学ぶことが出来ました。

受講中の工夫などをお聞かせください。

今でもそうですが、なるべく早く納品できるように心がけています。
また、主人が薬剤師なので、受講中は主人が学生時代に使っていたテキストなども参考にさせてもらいました。

今後の目標は?

今はチェッカーとしてお仕事をしていますが、チェック対象のファイルを実際に翻訳されている翻訳者の方々のように、
わかりやすい、ガイドラインに沿った、クライアントさんに喜ばれるような翻訳が出来る翻訳者となれるよう、参考にしながら
チェックをしています。
患者さんが一刻も早く必要としているような海外の薬が、日本で一日でも早く上市出来るよう、また日本の薬が海外で
少しでもたくさんの患者さんに使用されるよう、わずかながらお手伝いできればと思い、日々勉強しています。

修了生 浅井 真澄 さん(医薬医療系翻訳者養成通信講座、ベーシックコース修了)

当講座の修了生が雑誌「翻訳事典2011年度版」(アルク刊)で紹介されました。

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